本日は大学で講義のお手伝い。
なんだかんだで年1回は大学に来ている。
まさか社会人になって、こんなに大学に来ることになるとは思いもしませんでした。

いつもの職場だけでなく、大学や他の施設も訪問させていただく機会があるので、ほんとありがたい。
やっぱりいつも同じ職場で、同じ内容の仕事をしていると、どうしても堕落してしまう。年功序列で、自分のやりたいことだけやって、あとは若い人にやらせてしまう。
人間って楽をする生き物なので、どうしてもそうなりがち。
外を見る機会があると、そんな自分に気が付く機会にもなります。
あと、世間は広いなって改めて気がつき機会にもなります。

さて本題。
私は子供が二人います。
上の子は、男の子で、初めての子供ということもあり色々と育児書を読みながら子育ての参考にしました。
別に、幼少期から英才教育を!というわけではなく、どのように育てれば本人の人生が充実するのか、生きていて、生まれてきてよかったと感じながら人生を送ってくれることが目的です。
あとは、子供の成長段階を予め知ることで、「あー今、こういう時期だから、こういう行動しても(発言してても)しょうがないなあ」と思い、親子双方にストレスを感じないようにしたかったからです。
自分ではそうやって、最善の方法をとってきたつもりではあるのですが、なかなか学校に馴染めない、友達にからかわれる(?)時期もあり、学校に行けない時もありました。
親としては、子供が辛い思いをするのが何よりも辛く、心が張り裂けんばかりでした。
まさか、自分の子供が学校に行けなくなるとは・・・
まあ私も小学校の時、周囲の男の子と馴染めず、浮いていたこともありました。
性格の遺伝なのかもしれません。
こういう伝わってほしくないことが子供に遺伝すると、親として申し訳なく思います。
子供にはできるだけ苦労してほしくないし、幸せになって欲しいし、楽しく生きていってほしい、そう思います。
親の気持ちって、こうだったんでしょうね。
先日読んだ本で、「子育てに正解はない」と書いてありました。
子育てしていると、様々な理由で不安になることが多々あります。
そんな時、本を読んだり、動画を見たり、人に相談したりして、その人なりの正解を探そうとします。
でも正解って、わかんないし、多分ないんでしょうね。
よく、他の子供と比べてしまって羨ましくなることがあります。
スポーツができたり、言い訳せず素直だったり、足が早かったり、頭が良かったり、かっこよかったり。
それはそれですごいことではあると思いますが、比べても我が子が変わるわけではありません。
我が子の良い部分(多分ないことはないと思いますので)を見てあげて、いい部分を育ててあげるのは一番良いのではないかと思っております。
まずは、元気でいてくれるだけでも幸せ。
別に結婚していない、子供がいないことが不幸だとも思いませんが、子供がいてくれるだけでほんと色々な経験をすでにできていますし、苦労も子供がいてくれてこそ。
大きくなる前に病気になったり、亡くなったりする子供もいることを考えると、まずは元気でご飯もしっかり食べて、わがまま言うくらいがありがたいのかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
本日の内容は、Youtube大学で「禅」の内容を聞いていて、なんとなく禅問答や宗教的なことが、子育てで悶々としていた自分に引っかかったので書いてみました!